MAKE THE MAN LOVE ME

[ヴァース]
あなたは間違いで一度私にキスをした、
私を他の誰かと思ったから。
私はあのキスの感触を知り他の誰かが妬ましくなった。
あなたを私のものにと願った。
私は恥知らずで図々しかったように思えるの。
でも心の中で計画を立てたの、
おくびにも出したことも、
誰にも話したこともないけど。


[リフレイン]
あの人が私を愛するように仕向けよう、
 直ぐにもあの人が私を愛するように。
だんだんと、あの人が幸福と感じるようにするわ、
 方法は知っているの。
あからさまに彼が欲しいという姿を彼に見せなきゃ、
 今の彼そのものを欲しいと。
懇願すべきなのは男の役割かもしれないわね、
 私が欲しいということを。
私からあの人に言うことが出来るかしら、
 祝福されるべき二人だと。
素晴らしいことがはっきり見えるのに、
 ああ、なぜ彼には見えないの?
だから、私は天に祈るの、
 日が落ち暗くなるまで祈るの、
あの人が私を愛せる方法を
 私が彼を愛しているように。


※: 舞台ではお人よしで気が弱く酒に溺れるジョニー・ノーランと夫に尽くす妻のケイティーが歌う設定になっているようだが、タイトルからも女性の歌で、愛する男への一途な思いを歌ったバラード。

下のリストにあるように1950~60年代の録音が多く最近は歌われることはないようだ。

You Tube では、バーブラ・ストライサンド、ミュージカル女優のバーバラ・クック、ジョイ・ブラウンなどの歌やウィントン・ケリーのピアノが聞けたが、ダスティ・スプリングフィールドの歌った同名異曲もあった。


作詞: ドロシー・フィールズ Dorothy Fields
作曲: アーサー・シュワルツ Arthur Schwartz
ブロードウエイミュージカル A Tree Grows in Brooklyn (1951) より


歌:



2010/11/27 訳
2013/03/01 レイアウト変更等


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