|
|
|
|
|
|
|
|
|
 |
|
AZURE-TÉ (PARIS BLUES)
Gone and got the blues in Paris
Paris blues called Azure-Te
How can I be blue in Paris?
It's easy 'cause you're far away
Can't lose these blues, this Azure-Te
Side-walk tables filled with people
Always happy, always gay
Still I'm all alone in Paris
Praying you'll return someday
Can't lose this blues, this Azure-Te
Montmartre, springtime, Eiffel Tower
Funny taxis, the kids at play
Paris without you is lonesome
Yearning more and more each day
Can't lose these blues, this Azure-Te
If you knew how much I need you
You'd come back to me to stay
Having you with me in Paris
Really is the only way
You lose these blues, this Azure-Te
These Paris blues, this Azure-Te
君が去り憂鬱になったのはパリでのこと、
パリの憂鬱は、アジャーテと言うんだ。
どうしてパリで憂鬱になるのかって？
簡単さ、君が遠くにいるからさ。
この憂鬱から抜け出せない、
このアジャーテから．．．
モンマルトル、時は春、エッフェルタワー、
へんてこなタクシー、遊ぶ子供たち。
君がいないパリは寂しい
日ごと恋しさが募り、
この憂鬱から抜け出せない、
このアジャーテから．．．
どれだけ君を欲しいと思うのか知ってくれたら、
君は僕の元に戻って来るよね。
パリで君と過ごすことが、
ただ一つの方法さ。
この憂鬱から抜け出すには、
このアジャーテから．．．
この憂鬱から抜け出せない、
このアジャーテから．．．
※ Paris Blues とサブタイトルがつくが、デューク・エリントンが手掛けた映画音楽 Paris Blues （邦題：パリの哀愁）とは異なる。似たタイトル曲にエリントン作曲の Azure という曲もあるがこれとも異なる。
作曲のワイルド・ビル・デイヴィスはジャズ・オルガン奏者で、1952年に彼自身が吹き込みをしている。
フランス語は全くだめなので解釈を間違っているかもしれないが、曲名の azure は「青色」「青空」を意味し、英語、フランス語どちらにもある言葉。接尾語の
-té は「・・・さ」「・・・性」というふうに、性質や特性をあらわす名詞を作るフランス語らしい。
そして文脈から azure-té とは、爽快な青を意味するのではなく、憂鬱 （blue) な気分をフランス語風に言ったものかと想像する。
この曲はカタカナで「アズール・テ」「アジュルテ」などと表記されるが、各録音を聞いた感じから、この訳では「アジャーテ」と表記した。
作詞： ドン・ウルフ Don Wolf
作曲： ワイルド・ビル・デイヴィス Wild Bill Davis (1952)
歌：
- ジョン・ピザレリ John Pizzarelli : P.S. Mr. Cole (Telarc)
- カリン・アリソン Karrin Allyson : Azure-Té (Concord)
- ナット・キング・コール Nat King Cole sings George Shearing plays (Capitol)
2010/09/04 訳
2013/03/01 レイアウト変更等
（ホームページ）
（上位メニュー）