MY KINDA LOVE
［ヴァース］
『ねえ愛の犠牲者という宿命になったのは
俺の心が服従しろと命令したから。
一億人もの恋人たちが
願う愛され方は、
それぞれに特別のやり方があるね。
虹が言うには星と月は
よく感情が高ぶりそれで雨を降らすんだって。
俺なら六月から始まり六月になるまの愛で十分さ、
本当さ説明しようか？』
［リフレイン］
俺流の愛は、
お前向きの愛さ。
信じ続けているのさ、
お前が隠そうとしたって。
俺流の愛は、
楽園への一本道さ。
俺好みの唇は、
お前好みの唇さ。
愛が忍び寄ったときに、
その気持ち奮い立たせてくれるのさ。
俺流の愛は、
楽園への一本道さ。
今日が幸せだとしても
明日にお前は死んじゃうかも。
愛は一度しか訪れないから、
のろのろしちゃ駄目さ。
お前に欲しいものがあったら
盗むも乞うも借りるもどんな手段でも手に入れなよ。
俺はお前が好きで、
お前は俺が好きさ。
愛してると言いなよ、
そして腕をまわしてきゅっと抱き締めなよ。
俺流の愛は、
楽園への一本道さ。
※ 『お前は俺好み。お前も俺が好き。だったらつべこべ言わずに愛し合おう』といった求愛の歌。 My Kind of Love とクレジットされることもある。ヴァースの訳は、 YouTube のBing Crosby と Ted Wallace 聞き取りによる。
1929年のレヴュー Americana of 1928 にニューヨーク公演後挿入された曲だがポピュラーな人気の曲としたのはビング・クロスビーが歌ってから。
ソニー・ロリンズの「テナー・マッドネス」はこの曲に似ている気がする。
作詞： ジョー・トレント Jo Trent
作曲： ルイス・オールター Louis Alter(1928)
歌：
- ベヴァリー・ケニー Beverly Kenny : The Basie Ites (Roost)
- エラ・フィッツジェラルド Ella Fitzgerald : Ella Swings Lightly (Verve)
- アーネスティン・アンダーソン Ernestine Anderson : My Kinda Swing (Emercy)
- ジャック・ティーガーデン Jack Teagarden : This is Teagarden (Capitol)
- ナット・キング・コール Nat King Cole : At the Sands (Capitol)
- パティ・ペイジ Patti Page: In the Land of Hi-Fi (Emercy)
YouTube
■ ビング・クロスビー
■ Ted Wallace 楽団 (1929)
2010/05/29 訳
2013/02/20 レイアウト変更等
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