THAT'S MY HOME

Where the sun sets in the sky
And the flowers never die
And friends don't pass you by
That's my home

Where the folk say, How do you do?
They really mean it too
Whereas mama's love is true
That's my home

I'm always welcome back
No matter where I roam
It's just a little shack
But to me, it's home sweet home

Where the Swanee river flows
And the shady pine trees grow
Then I know, I really know
That's my home


空に映える夕暮れ時も、
それに花も絶えることがない、そうさ
友達も素通りすることはない、
だってそれが僕の家だからさ。
家族が「ハウデドゥ（どうだい）」と声をかける場所
それは通り一遍のあいさつでなく心からの言葉なのさ
ママの愛が本当にある所、
だってそれが僕の家だからさ。

僕がいつだって喜んで帰れる
どんなに僕が迷っていたとしても
ただの古い小屋のようなものだけど、
暖かい家なのさ
スワニー川が流れ、
木陰を作る松の木が育つ所。
そこで気づくのは、それが僕の家だとね。


※　多分、ルイ・アームストロングが彼のオール・スターズを従えて1932年に録音したのが最初だろう。トニー・ベネットも録音しているが、これもルイ・アームストロングへのトリビュート・アルバムでのこと。（Ｋ．Ｄ．ラングとの共演）

スワニー川 (Swanee または Suwannee) はジョージア州に端を発しフロリダ州を抜けてメキシコ湾に注ぐ。フォスターの Old Folks At Home (Way Down Upon The Swanee River) 、やガーシュイン作曲でアル・ジョルスンが歌った Swanne なども有名だが、この曲も南部の故郷を懐かしむ都会に住む黒人の歌と感じられる。

ホーギー・カーマイケル作曲の、「わが心のジョージア」 にも『松の木から洩れる月の光』という歌詞があるが、アメリカ南部の北はヴァージニア州から中部フロリダにかけてには高さが30mにも達するという Georgia Pine という松が生えるというが典型的な南部の風景なのかもしれない。


作詞・作曲: オーティス＆レオン・ルネ、ベン・エリソン Otis & Leon René, Ben Ellison (1932 頃か？)


歌：


YouTube
■　ルイ・アームストロング (1932)


2010/04/17 訳
2013/02/20 レイアウト変更等

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