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SENT FOR YOU YESTERDAY
Don't the moon look lonesome shining through the trees?
Don't the moon look lonesome shining through the trees?
Don't your house look lonesome when your baby packs up to leave?
Sent for you yesterday and here you come today
Sent for you yesterday and here you come today
You can't help me, baby, and treat me that way
寂しそうな月じゃないか、
明かりが木の葉を洩れている。
寂しそうな月じゃないか、
明かりが木の葉を洩れている。
寂しそうな家じゃないか、
恋人が去ろうと荷造りしてるんなら。
きのう来いと言ったのに
お前が来たのは今日になって。
きのう来いと言ったのに
お前が来たのは今日になって。
愛してくれてもいいのに、ベイビー
あんな仕打ちをするなんて。
※ つれない恋人への嘆き節。Sent For You Yesterday, And Here You Come Today とクレジットされることもある。
カウント・ベイシー楽団にいたジャズ・ブルーズ歌手ジミー・ラッシングの生涯の当り曲。
1939年のオリジナル録音は次のような構成で、ブルーズという短い小節のためもありあっさり歌っており演奏時間の比率の方が大きいが、メル・トーメ、ジョニー・マーサーもこのほぼこの構成で歌っている。
１．イントロメロディー～リフをバックにしたソロ演奏（ピアノ、テナーなど）
２．イントロメロディー～ジミー・ラッシングがワンコーラス歌いあげる
３．リフをバックにしたソロ演奏～イントロメロディーでフェイドアウト気味に終了
訳はジミー・ラッシングの歌を参考にしたが、歌手によって多少歌詞は異なる。
油井正一氏が「木の葉を洩れる月の光は寂しじゃないか・・・」と昔ラジオで歌の意味を渋みのある声で語ったのを聞き格調を感じたものだが、なるべくフレーズ順に訳すことにしたので、格調もなくやや無理がある訳となった。
作詞・作曲： ジミー・ラッシング、カウント・ベイシー、エディ・ダーハム
Jimmy Rushing, Count Basie, Eddie Durham
カウント・ベイシー楽団でジミー・ラッシングが1939年頃に紹介。
歌：
- ボビー・トゥループ Bobby Troup : Stars of Jazz (RCA)
- ジミー・ラッシング Jimmy Rushing : 伝説のビッグ・バンド・シンガー達 (MCA)
- ジョニー・マーサー Johnny Mercer : メイル・シンガーズ (BMG)
- メル・トーメ Mel Torme : Night at the Concord Pavilion (Concord) , Dig Duke and Count (Verve)
2010/03/27 訳
2013/02/10 レイアウト変更等
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