TOO LATE NOW
今となっては遅すぎるの、
あなたの微笑みを忘れるには；
つか間のダンスで私たちがよりそった、あの微笑みが；
今となっては遅すぎるの、
忘れ去って誰か新しい人に代えるには。
今となっては遅すぎるの、
あなたの声を忘れるには；
一つの言葉が私の心を喜びに満たしたあの声を；
今となっては遅すぎるの、
あなたから離れようと想像するなんて。
二人一緒にしたあらゆることを
離ればなれの時に私はよみがえらせるわ。
二人して感じた、いじらしい喜びは
心に宿ったまま。
どうやったら永遠にドアを閉じて、
以前と同じようになれるというの？
愛しいあなた、だめ、だめ、もう出来ないの；
今となっては遅すぎるのよ。
※ 後戻りするにはもう手遅れ、なぜなら本当に愛してしまったから、という歌。
『恋愛準決勝戦』という不思議な邦題がつけられた、 Royal Wedding という映画は、1947年のエリザベス王女とマウントバッテン公の成婚を機にプロデューサーのアーサー・フリードが思いついたもので内容は、フレッド・アステアとジェイン・パウエルの芸人兄妹が、ブロードウェイでヒットさせた Every Night at Seven を持ってロンドンへ行き公演するが、それぞれ恋人を見つけ王室結婚式と同じ日に結婚するという話。更に、このプロットは、アステア自身の経験も重ねており、姉のアデール・アステアは、弟のフレッドと Funny Face をロンドンで公演した時に、チャールズ・カヴェンディッシュ卿に出会い、仕事をやめて引退した経緯がある（参考：「ハリウッド・ミュージカル映画のすべて」（音楽之友社））
作詞： アラン・ジェイ・ラーナー Alan Jay Lerner
作曲： バートン・レーン Burton Lane
映画 Royal Wedding (1951) にて、ジェイン・パウェルが紹介
歌：
- アン・ハンプトンキャラウェイ Ann Hampton Callaway (DRG)
- バーバラ・リー Barbara Lea : A Woman in Love(AudioPhile)
- カーメン・マクレー McRae & George Shearing Two for the road (Concord)
- クレオ・レイン Cleo Laine : Cleo's Choice (Pye)
- ダコタ・ステイトン Dakota Staton : A Pocket of Love Letters(High Note)
- ダイアン・シューア Diane Schuur : Timeless (GRP)
- イーデン・アットウッド Eaden Atwood : No One Ever Tells You (Concord)
- ジェーン・モンヘイト Jane Monheit Taking A Chance On Love (Sony)
- ジョニ・ジェイムズ Joni James : Little Girl Blue (DIW)
- ジョイス・ブリーチ Joyce Breach : Live In London (Audiophile)
- ケイコ・リー : イマジン (SME)
- マーリーン・ヴァープランク Marlene VerPlanck : Quiet Storm (Audhiophile)
- メル・トーメ Mel Torme : Sings About Love (Audiophile)
- ペギー・リー Peggy Lee : Dream Streat (Capitol)
- ロベルタ・ガンバリーニ Roberta Gambarini : Easy To Love
- サミー・デイヴィス Sammy Davis, Jr. : Sammy Awards (Decca)
- テリー・モレル Terry Morel : Songs of Woman in Love
- 小林桂 : ソー・ナイス (東芝EMI)
2009/09/05 訳
2013/01/10 レイアウト変更等
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