ONLY THE LONELY
僕が行くところはどこでも寂しいやつだけが行くところ、
よくある小さくこじんまりとしたカフェ。
僕が知っている歌は寂しいやつだけが知っている歌、
どのメロディーも昔の恋を思い起こさせる。
僕が見る夢は寂しいやつだけが見る夢、
五月のような温かみのある唇さ。
寂しいやつだけが描くようなそんな希望なき未来、
君だってすぐに身の回りにあることと分かるさ。
かって好きだった人、
そして君はいろんな楽しかった時を思い出すのさ、
恋が始まったばかりのころの浜辺でのピクニックなんかを、
叶えられた望み薄い小さな夢なんかを。
もしどの思いも愛おしく、君の恋が消えていないと知ったのなら、
そしたら二度と恋を逃がさないだろうね。
だって失ったとき君は寂しさというものを知るだろうから、
寂しいやつだけが知っている心の痛みというものを。
※： キャピトル時代のシナトラが、1958年に発表した同名のアルバムで紹介された歌。（1960年のヒット曲Only the Lonely (Know How I Feel)、歌はロイ・オービソンとは異なる）
歌詞は、シナトラのサイトを参考にした。
作詞： サミー・カーン Sammy Cahn
作曲： ジミー・ヴァン・ヒューゼン Jimmy Van Heusen (1958)
歌：
- フランク・シナトラ Frank Sinatra : Only the Lonely (Capitol ,1958)
- ボビー・ノリス Bobbe Norris : Out of Nowhere (Four Directions records ,1999)
- クリス・コナー Chris Conner : at the Village Gate (Roulette ,1963)
- シャーリー・ホーン Shirley Horn : Loads of Love (Mercury ,1963)
2009/08/29 訳
2013/01/10 レイアウト変更等
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