I KNOW WHY (AND SO DO YOU)

[verse] (Wesla Whitfield)
You possess some magic something
That held me spellbound
When you are near
Just uncertain charming something
When you're beside me
Miracles appear
For when I look at you
Life's a grand illusion

[Refrain]
Why do robins sing in December,
Long before the springtime is due?
And even though it?s snowing
Violets are growing,
I know why and so do you...

Why do breezes sigh every evening,
Whispering your name as they do?
And why have I the feeling stars are on my ceiling?
I know why and so do you...

When you smile at me
I hear gypsy violins
When you dance with me
I'm in heaven when the music begins...

I can see the sun when it's raining
Hiding every cloud from my view
And why do I see rainbows when you're in my arms?
I know why and so do you!


[ヴァース]
君は何か魔法のような何かを持っていて
僕を魅了してしまう
君が近くにいると
何か不思議な魅惑がとりかこみ
君が僕の横にいると
奇跡が見えるんだ
君を見つめる時には
人生は大いなる幻影だね


[リフレイン]
なぜ１２月なのにコマドリが歌うのだろう？
春の訪れはまだまだ先なのに？
それに雪が降っているのに、菫が花開くのは
僕には理由が分かるし君だってそうだよね

なぜ吹雪が毎晩ためいきとなり
君の名前を囁くんだろう？
それに星空が天井にあるように感じるのはなぜ？
僕には理由が分かるし君だってそうだよね

君が僕に微笑みかけたとき
僕にはジプシーのバイオリンが聞こえ
君が僕と踊った時は
僕は天国にいるのさ、音楽が始まると

僕には雨の日でもお日さまが見えるんだ
雨雲が視界を遮っていたとしても
それに君が僕の腕に抱かれているときは虹が見える理由も
僕には理由が分かるし君だってそうだよね
僕には理由が分かるし君だってそうだよね


※　グレン・ミラーのスィート・サウンドにぴったりの甘いメロディーと甘い歌詞。


歌詞は、インターネットでのマンハッタン・トランスファーの歌詞を参考にしたが、ヴァースはウェスラ・ホイットフィールド (Wesla Whitfield) のＣＤの聞き取りによる。（映画では歌われなかったがヴァースがシート・ミュージックには含まれることはよくあるようだ）。


映画「銀嶺セレナーデ (Sun Valley Serenade)」あらすじ
『第二次大戦中、ある無名バンド (Glenn Miller & his Orchestra が演じている）のマスコミへの印象を良くしようと、マネージャー (Milton Berle) の意見によりピアニストのテッド (John Payne) はノルウェーの戦争難民孤児を引き取ることになる。しかし、膝元くらいのサイズの少女との期待に反し、移民局にいたのは「胸のある」少女カレンだった （ 1930 年代に活躍したフィギュア・スケーターのソニア・へニー (Sonja Henie) が演じる。彼女は３回のオリンピック金メダル、１０回の世界チャンピオンに輝く。フィギュア・スケートにおいて短いスカートを履いたのも、ダンスの振り付けを採用したのも彼女が最初だという）

カレンはテッドに恋をし、楽団が演奏するスキーリゾート地であるサン・ヴァレーに勝手について行き、スキーで脚を痛めたふりをしてテッドと山荘に一泊し、ラジオから聞こえる I Know Why を二人で踊りながら歌うなどの手練手管を使う。その甲斐あって、テッドと恋人でスター歌手であるヴィヴィアン・ドーンとの仲を引き裂く。ドーン嬢が去った後のクリスマス・ショーは、カレンのスケート・ショーの成功と恋の成就でハッピー・エンドとなる。』

この映画では、グレン・ミラー楽団の既存ヒット曲 （Moonlight Serenade, In the Mood） とともに、映画のために書かれたゴードン＆ウォーレンのスタンダード２曲が聞かれる。

● I Know Why and So Do You ：ヴィヴィアン・ドーン役の吹き替えをモダネアーズ・メンバーのポーラ・ケリーがモダネアーズとともに歌う (Paula Kelly, the Modernaires)。およびリプリーズでは、テッドとカレンが歌う。

● Chattanooga Choo Choo ：軽快なジャンプ・ナンバーで、グレン・ミラー楽団の演奏に続く歌はテックス・ベネキーとモダネアーズ。それに続く歌と踊りはドロシー・ダンドリッジとニコラス・ブラザーズでアクロバティックなダンスを見せる （Tex Beneke , the Modernaires , Dorothy Dandridge , The Nicholas Brothers） 。アカデミー主題歌賞ノミネート曲であり、ＳＰレコードは１２０万枚を４２年に売り上げ、最初のゴールド・ディスクに認定された。 (YouTube ではシーンが二つに分割されてアップされていた）


作詞：　マック・ゴードン. Mack Gordon
作曲：　ハリー・ウォーレン Harry Warren
映画 Sun Valley Serenade (1941) より

歌：
● イヴ・ボスウェル Eve Boswell : The War Years (Capitol)
● ジョイス・ブリーチ Joyce Breach : This Moment with William Roy(Audiophile)
● ジューン・クリスティ June Christy : Fair and warmer(Capitol)
● マンハッタン・トランスファー Manhattan Transfer : Swing (Atlantic)
● メル・トーメ Mel Torme : It's a Blue World (Bethlehem)
● ルース・プライス Ruth Price : at the Manne Hole(Contemporary)
● ウエスラ・ホイットフィールド Wesla Whitfield : September Songs - the music of Wilder, Weill & Warren (Highnote)
● グレン･ミラー Glenn Miller in Hollywood : Sun Valley Serenade / Orcehstra Wives (Mercury)


2009/07/25 訳
2012/09/30 レイアウト変更等

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