(MY) GENTLEMAN FRIEND

[ヴァース]
おめかしするためさくらんぼ飾りの帽子を買ったの
それに新作の黄色いドレスも
理由を想像するのは簡単よね
もちろん答えはそうよ

[リフレイン]
私は乗りに乗っているの
だから私はその流れに乗るだけ
ねえ分かる私が自分に気づいたこと
私はある紳士と友達になれたこと　(★）

晴れている空が
永遠に続くみたいに感じるのは
彼が私の近くにいるとき
彼とは私の紳士の友達のこと

彼のある種の口づけはまさにぴったり私好み
それは昔から欲しくてたまらなかったもの
更にその気持ちは強くなってきているわ

そういうわけで私を悩ませた気がかりとはさようならね
何も不思議なことはないわね、私は　（★★）
大声で笑い、そして歌い、泣きたいくらい
彼を死ぬまで愛するつもりよ
私の紳士の友達を


※：恋人ができ、うきうきした心を歌ったハッピー・ソング

ブロッサム・ディアリー及び彼女のトリビュートで歌ったジャネット・サイデルはヴァースから歌っている。他の歌手はいきなり本歌に入るが、最初の一小節目あたりはガーシュイン兄弟最後の作品である Our Love Is Here To Stay の出だしに似ており一瞬とまどう。

歌詞は、各歌手の聞き取り、ライナーノーツやインターネットを参考にした。

難しい単語がない代わりに、英語特有で直感的には理解できない表現が多かった。辞書や用例を調べてこうではないかと想像した訳が多いので順次訳は改訂されるかもしれない。

★の行は、I got myself a gentleman friend で訳には自信がない。

★★以下の２行は歌い手によって、
Is it any wonder I
　Wanna laugh and sing and cry

と歌う歌手と

Is it any wonder why
　Wanna laugh and sing and cry

と歌う歌手に分かれたが、上の歌い方の方が多いので多分そちらがオリジナルだろう。（訳に大した影響はないが）


作詞： アーノルド・ホーウィット Arnold Horwitt
作曲： リチャード・リューイン Richard Lewine
出典： 舞台レヴュー Make Mine Manhattan 1948 より

CD, LP
● ブロッサム・ディアリー Blossom Dearie : My Gentleman Friend (Verve)
● カーメン･マクレー Carmen McRae & George Shearing : Two for the Road (Concord)
● キャロル・シンプソン Carole Simpson: All About Carole (Capitol)
● ジャネット・サイデル Janet Seidel : Dear Blossom
● ルーリーン・ハンター Lurlean Hunter : Night Life
● ナンシー・ウィルソン Nancy Wilson & George Shearing : The Swing's Mutual
● ペギー・コネリー Peggy Connelly : with Russ Garcia "Wigville" Band (Bethlehem )

2009/06/06 訳
2012/08/05 レイアウト変更等

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