SIR DUKE

音楽はそれ自身が
　　我々みんながが理解できる言葉を持つ世界
誰にも平等に
　　歌い、踊りそして手拍子をする機会を与えるもの
でもレコードに溝があるからと言って
　　音楽を決まり切った(groove)ものに閉じ込めて置いちゃダメさ
でもいとも簡単に伝わるんだよね
　　人が感動して動きはじめたらね

★
からだ中から感じることができるんだ
みんな、からだ中から感じることができるんだ
からだ中から感じることができるんだ
みんな、からだ中から感じることができるんだ


音楽はおのれを知っていていつだって
　　その命が終わらないようにと願っているんだ
でもここには音楽の開拓者たちがいるのさ
　　時とともに僕たちが忘れ去れるなんてことを許さない人たちが
たとえばベイシー、ミラー、サッチモたち
　　中でも王様なのがサー・デュークさ
それにエラのように鳴り響く声もそうさ
　　バンドが失いたくない声さ

★
からだ中から感じることができるんだ
みんな、からだ中から感じることができるんだ
からだ中から感じることができるんだ
さあみんな、からだ中から感じることができるんだ

感じるだろう、からだ中から
さあ感じとろうよみんな
からだ中から感じることができるんだ
全員で　みんなで

※　1974年に亡くなったデューク・エリントンへのトリビュート。引用される名前は
ベイシー：　ウィリアム・"カウント"・ベイシー
ミラー：　グレン・ミラー
サッチモ：　ルイ・アームストロング
デューク：　エドワード・ケネディ・"デューク"・エリントン
エラ：　エラ・フィッツジェラルド


作詞・作曲・歌：　スティーヴィー・ワンダー Stevie Wonder
1976年のスティーヴィー・ワンダーのアルバム Songs in the Key of Life の収録曲

2008/11/25 訳
2012/07/10 レイアウト変更等

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