YOU AND I

[ヴァース]
詩人も音楽家も変わりなくいつもの
来ては去る恋人の歌を歌っている。
君の直感を働かせてごらん、月にお手伝いをしてもらって、
君に伝えるのは詩人も知らないちょっとしたこと．．．


[リフレイン]
ダーリン、
君と僕は理由を知っているよね
夏の空が青い理由を
それに何故木に止まっている鳥が
歌を奏でているのかもね
それに愛がはぐくまれるのは最初の「ハロー」から
最後の「さようなら」に至るまでということも。
だから甘い恋のためには、
一つの答えしかないのさ
君と僕なのさ


※：　同名曲は多いが、メレディス・ウィルソンのこの歌は、1941年にラジオ番組 Maxwell House Coffee Time　のテーマ音楽として作られたもので、当時、グレン・ミラー楽団（歌：レイ・エバリー）、トミー・ドーシー楽団（歌：フランク・シナトラ）などがヒットさせた。

メレディス・ウィルソン　（1902-1984)　は、アメリカの作詞・作曲・編曲・脚本家であり、ジョン・フィリップ・スーサ楽団のフルート奏者としてキャリアをスタートさせた。1930年代はハリウッドに進出し、チャップリンの「独裁者」、ワイラーの「偽りの花園」などの音楽がアカデミー賞にノミネートされたこともある。
第二次世界大戦になると、米軍ラジオプログラムに携わる一方、ソングライターとして You And I などの小ヒットも生んだ。５０年代以降はブロードウエイに進出し、「ミュージック・マン」（トニー賞、グラミー賞受賞） 「不沈のモリー・ブラウン」などをヒットさせた。

作詞・作曲：　メレディス・ウィルソン Meredith Wilson (1941)

CD, LP
● アル・ヒブラー Al Hibbler : シングス・ラヴ・ソングス (Verve)
● フランク・シナトラ Frank Sinatra : The Essential Sinatra with Doesey (Bluebird, RCA)
● レイ・チャールズ、ベティ・カーター Ray Charles & Betty Carter (ABC)

YouTube
■　ビング・クロスビー
■　ジュディ・ガーランド

2008/10/25 訳
2012/06/20 レイアウト変更等

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