LONELY WOMAN (Ornette Coleman)

夜は一人ぼっちで彼女はさまよう
誰か彼女の心の傷の声を分かるのだろう
聞く人たちは無関心
彼女は寂しい女
誰も彼女のために泣かない

かって彼女は喜びに満ちた微笑みの仮面を着けていた
今は、微笑みの仮面のは涙が描かれている
彼女を知る人は気にしもしない
彼らはその寂しい女をほったらかしにして
暗闇の中を一人さまよわせている

かって彼女は男を愛した
わざわざ想像しないで欲しい
どんなに彼女は彼を愛したか
君にはわからないだろう
彼女は自身の悲しみの
　秘密を打ち明けたことなんかない
それでも分かっている人はいたもの

彼は彼女の悲しみに似た目をしている
彼は彼女の悲嘆の呻きが聞こえる
彼が彼女を誰も気にしない女と呼ぶ時は
でも同じ悲嘆がある
彼が寂しい女を呼べど
でも再び
彼女が彼の声を聞くことはない



作詞： Margo Guryan 1960年
作曲： オーネット・コールマン Ornette Coleman (1959)

CD, LP
● クリス・コナー Chris Connor : Free Spirits (Collectables)
● フリーダ・ペイン Freda Payne : アフター・ザ・ライツ・ゴー・ダウン・ロー (impulse)
● オーネット・コールマン Ornette Coleman ジャズ来たるべきもの

2008/09/27 訳
2012/06/20 レイアウト変更等

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