LONELY WOMAN (Benny Carter)

[ヴァース]
私は恋人たちの言葉をこの耳にしたことがないの
私の知っている人生はとても寂しくわびしい
夢の中で男たちの目は楽しげな輝きを見せる
それは日の光とともに消え去る
時がたつのは早く、運命はいたずら
なぜ私はこんなにも待たなければならないの


[リフレイン]
寂しい女、寂しい女
愛に渇望し、そして忘れようとすることの奴隷
これは責苦にも似た人生
誰かの口づけを求めている唇
あなたが無為にし味わったことのない唇

寂しい女、女だけが
私が見せた痛みを分かってくれているわ
なんて悪戯なこと、運命が私にしたことと言ったら
あの男は私を踏みにじり逃げ出したの
私のただひとつの罪は私が孤独だということだけなのに

私が街を横切ると
出会う男たちときたら
誰にでも興味の目を向けるの、
私以外は
私は部屋で姿見を通して
少女が花開くのを待つ姿が見えても
心の不平が消し去ってしまう


寂しい女、寂しい女
私は眠りにつくと惨めさに泣き崩れる
ああ、頭上で輝く星たちよ
だれか私を愛する男をよこして
そして私の孤独を取り去って頂戴




作詞： レイ・ソニン Ray Sonin
作曲： ベニー・カーター Benny Carter (1937)

CD, LP
● ジャッキー＆ロイ Jackie & Roy : Jazz Classics by Charlie Ventura's Band (1948c. Savoy)
● ジューン・クリスティ June Christy : Duet (Capitol)
● シルヴィア・シムス Sylvia Syms Sings (Atlantic)

2008/09/20 訳
2012/06/20 レイアウト変更等

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