GREEN EYES
(AQUELLOS OJOS VERDES)

人生に魅力なんて感じなかったのさ、ねえ君に逢うまではね。
恋なんていつも、とても遠くの存在に思えたのさ。
君の目が僕のと合って今では忘れることが出来ない。
暗い夜が昼のように明るくなったことが。


君の暖かみにあふれた緑の目、
甘みな夜を約束してくれる君の目が
僕の焦がれ乾いた心に
愛の至高をもたらしてくれた。
夢の中での僕は君を抱き
君を見つけ抱擁していたようだ。
僕たちは唇を合わせ、心も一つになり、
ときめきが極みに達する。

君の涼しく澄んだ緑の目は、
僕の愛を横たえる水溜り
とても深い、
僕が幸せを捜し求めていたもの、でも
君の目がいつまでも僕に取り付きそうだ。
一生を通して君の目は僕をもてあそぶのだろう、
けどいつか僕を求めることがあるのだろうか？
僕の夢をかなえてくれる緑の目。



※　青字はヴァースかと思うが聞いたことはない。

もとは1929年にキューバで生まれた曲。2年後にはDon Azpiazu楽団によってアメリカに紹介されザビア・クガート楽団などの演奏曲として親しまれてきたが、1941年にジミー･ドーシー楽団のボブ･エバリー＆ヘレン･オコネルの歌が№１ヒットになったことから、歌も知られるようになった。（ 1940 - 1942 当時Ｊドーシー、Ｂエバリー＆Ｈオコネルは Amapola, Tangerine, Brazil, Breeze and I, Maria Elena, Time Was, Yours などラテン・フレイヴァーのヒットが多かった

Green eyeというイディオムは嫉妬を意味するが、歌詞の内容から嫉妬とは関係ないようだ。スペイン語の原題 Aquellos ojos verdes もそれぞれの単語は those eye green という意味。

作詞：E. Rivera & Eddie Woods(英詩), Adolfo Utrero(スペイン語詩)
作曲：Nilo Menendez　（USA 1931年、Cuba1929年）

CD, LP
● アビー・レイン Abbe Lane : ビー・マインン・トゥナイト (RCA)
● ヘレン・オコネル Helen O'Connell : グリーン・アイズ (RCA)
● ジミー・ドーシー楽団 Jimmy Dorsey orchestra vocal by Hellen O'Connell & Bob Eberly : スタンダードポップス黄金時代

2007/04/25 訳
2012/05/20 レイアウト変更等


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