LUCKY TO BE ME

［ヴァース］
よく僕は、自分以外の誰かだったらと楽しいだろうなと考えたものさ。
起きたとき、誰か他の男であったらうれしい驚きだろうな思ったよ。
でも今は君を見つけてしまい、考え方も変わってしまったんだ。
そして今は、自分以外の人間になることに１０セントも払う気がなくなってしまったのさ。

［リフレイン］
なんていう一日だろう、
幸運の女神が微笑み、僕のところに来たのさ、
会うこともないと思っていた恋人をつれて来たのさ。
僕は僕であって幸運さ。
なんていう夜だろう、
突然君が僕の目の前に現われ、
僕が希望していたとおりの姿の人を。
僕は僕であって幸運さ。
僕は、この運の変化にただ仰天するだけ。
直ぐに分かったよ、君を求めていたことが。
夢にも思わなかったよ、君も僕を求めていたなんて。
僕はとても誇り高いよ、この群集全ての中から僕を選んでくれて。
僕がなりたいと思う男はどこにもいないよ、
大声で笑えるんだ、
僕は僕であって幸運さ、とね。


作詞： ベティ・カムデン＆アドルフ・グリーン Betty Comden, Adolph Green
作曲： レナード・バーンスタイン Leonard Bernstein
出典： 舞台ミュージカル "On the Town" (1944) より（映画では使われず）

CD, LP
● ブロッサム・ディアリー Blossom Dearie Sings Comden and Green (Verve)
● キャロル・ウェルズマン Carol Welsman : Lucky To Be Me
● アイリーン・クラル Irene Kral : Where Is Love (Nadja)
● ジャッキー・パリス Jackie Paris : Lucky to Be Me (EmArcy)
● ジェーン・モンハイト Jane Monheit : Lovers, the Dreamers and Me (Concord)
● ジョン・ピザレリ John Pizzarelli with The George Shearing Quintet (Telarc)
● ジョイス・ブリーチ Joyce Breach : Remembering Mabel Mercer vol. 2 (Audiophile)
● ルーシー・リード This is Lucy Reed (Fantasy)
● マーシー・ルーツ Marcy Lutes : Debut (Decca)
● モニカ・ゼタールンド Monica Zetterlund & Bill Evans : Waltz For Debby (Philips)
● トニー・ベネット Tony Bennett & Bill Evans : Together Again (Fantasy)
● ビル・エヴァンス Bill Evans : Everybody Digs

YouTube
■　ブロッサム・ディアリー 　：　1983のＴＶショー
■　アメル・ラリュー
■　ビル・エヴァンス

2005/12/22 訳
2012/04/25 レイアウト変更等


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