ALL ABOUT RONNIE

ロニーの総てね、
あまり言うこともないわね！
ロニーの総てね、
彼のことは良く知っているわ！

彼の魔法の指使いで、
愛撫するセンスときたら；
彼が囁くと消えることもなく、
顔を撫でるの。

ロニーの総てね、
乾杯するには最高と言われているの；
彼が音頭を取るよう提案するわ、
彼は好みのホストだから！

乾いたグラスで呑みましょう、
ワインなんて必要ないわ。
ロニーがシャンペンだから、
そうよロニーは私のものなの。

※　クリス・コナーの数少ないビルボードチャートに乗ったヒット曲で彼女のシグネチュアソングと言えるが、 1953年頃のスタン・ケントン楽団時代に歌ったもの。

1950年の映画 All About Eve を意識したようなタイトルで、最初の All about Ronnie の所のメロディーは覚えやすいのだが続くメロディーが思い出せず、ついガーシュインの I loves you, Porgy になってしまう朧げな歌。

作詞・作曲のジョー・グリーンの作品には、ミルス・ブラザーズが歌った "Across the Alley From the Alamo", スタン・ケントン楽団でアニタ・オディが歌った "And Her Tears Flowed Like Wine" などが知られている。

作詞・作曲：　ジョー・グリーン Joe Greene (1953 ?)

CD
●　クリス・コナー Chris Connor : Chris (Bethlehem, 1954), Chris In Person (Atlantic, 1959)
●　ルース・キャメロン Ruth Cameron : Roadhouse (Verve, 2000)