①手紙でも書こう(I'm Gonna Sit Right Down and Write Myself a Letter)歌：ファッツ･ワーラー
"・・・And make believe it came from you"
「．．．そして君から手紙が来たと想像するのさ」
②メイク・ビリーヴ(Make Believe)
歌：ビング･クロスビー
"・・・Only make believe you love me"
「．．．ただ君が僕を好きだと想像してみればいいのさ」
③恋に恋して(Falling in Love with Love)
歌：ヘレン・メリル
"Falling in love with love is falling for make believe・・・"
「恋に恋することは、恋のふりをしているだけ．．．」
④ペーパー･ムーン(It's Only a Paper Moon)
歌：メル･トーメ
"・・・But it wouldn't be make-believe if you believed in me"
「．．．でも君が信じてくれたらニセモノでなくなるはずなのに」
●"make believe"というイディオムは、ふりをする、ごっこあそびをする、想像するという意味。
●ペーパー･ムーンの"Make-believe"は名詞的に、ニセモノ、インチキという意味なので
ちょっと異質かもしれない。
●メル･トーメは「アット・ザ・クレッンド」というライヴ版で、ペーパー･ムーンを歌っているが、
歌い終わったあとにに"Make believe!"と言っている。このセリフは「信じなよ！」という
ニュアンスかと思う。
●ジャズ詩大全に①～④の訳あり。
●他に、プリテンド(Pretend)、スポージン(S'posin'=Supposingのことだと思う）も
言葉は含まれないが、Make Believe する歌。
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